Column
コラム

子どもにとって良いことを♡「足育」を始めてみませんか?


みなさん、こんにちは!
子育てしていると、何かと育児を掛け合わせた造語…例えば「食育」や「色育」、最近は「木育」という言葉も耳にする機会が増えてきたように思います。

そんな「○育」の中に、今日はもう一つ「足育」という考え方を覚えてほしくて記事にまとめてみました♡是非最後まで読み進めて下さいね!

足育って知ってますか?
子どもの足の約9割がトラブル予備軍!?
足の役割と注意して見るポイント
裸足が足育には重要!

足育って知ってますか?
今回「足育」について教えてくださったのは、富山県に本社を構える株式会社太陽スポーツの上田社長。

太陽スポーツは「スポーツとコミュニケーションを通じ、夢と喜びをより多くの人々に伝え、豊かな地域社会の発展に貢献する」ことを大切にしながら、スポーツの楽しさを伝えている企業です。

上田社長自身も小学生、中学生、高校生のスポーツ指導~用品の選定のアドバイスを行い、ここ数年は特に「子どもの足」に注目して指導を強化しているとのこと。「スポーツシューフィッター」という資格も保持しており、《足育》の必要性を広めるため活動されています。

では「足育」とは何なのか?

これは、子どもたちが成長する過程の中で必要となる運動能力、さらにはスポーツで活躍できる能力を身につけるために必要な土台となる「足」の発育を正しく促す事を指します。

子どもたちの将来の可能性を拡げるためにも「足の発育環境」について考えてみましょう!

子どもの足の約9割がトラブル予備軍!?
実は、現代の子どもたちの約9割に足の変形があると言われているそうです。
これはかなり衝撃的な事実。

実際、上田社長も中学生・高校生の運動部の指導に行くと、足のトラブル(障がい・怪我)を抱えている子どもが増えているという実感があるそうです。

なぜ、こんなことになっているのか。
上田社長はその原因に

アスファルトの平坦な道
家庭用ゲーム機の普及による外遊びの減少
間違った靴選び&間違った靴の履き方
が挙げられるといいます。

足の役割と注意して見るポイント
足は「身体の土台」。
この発育に何らかのトラブルがあると、それは知らず知らずに運動能力の低下や伸び悩みに繋がってしまうのです。しかも骨格の基礎がほぼ完成するのは10歳と言われているそう。だからこそ早いうちに気付いてあげることが大切なわけです。

でも・・・・。
「うちの子は大丈夫かな」と思っても、痛みや見た目に変化がないと病院に行こうとまではなかなか思わないですよね?

ということで、注意してみるポイントを3つご紹介します!

1、上から見てみよう!

まずは上から見て、足全体の形をチェックしてあげてください。赤くなっているところがないかも一緒にチェックしてみましょう。
形を見て気づきやすいのが、親指の付け根が外に突き出たように見える「外反母趾」や小指が薬指に寄って見える「内反小趾(ないはんしょうし)」が挙げられます。

2、前から見てみよう!

次に前から見て、足の指の状態を見てあげてください。
ここで注目すべきは指がきちんと床についているかどうか。「浮指」といって指が浮かんでいる、もしくは浮かび気味、の場合には注意が必要です。また浮指傾向の足の場合は爪が上に反り返ったり、巻き爪になりやすいので、詰めの状態もあわせてみてあげることがオススメです。

3、靴・シューズの状態を見てみよう!

最後に、靴・シューズの状態にも注目してみましょう。
まずはサイズが合っているかどうか。年齢にもよりますが、実際の足のサイズより0.5~1cmを選んであげると成長を促す環境を作ることができますが、ジャストサイズや余計に大きなものはトラブルを引き起こす原因に。
また、かかと部分が柔らかいシューズはオススメできないとのこと。つま先を立てるようにして、かかとを合わせて履き、かかとがずれたり、足首がぶかぶかにならないように紐やマジックテープでキュッと締めてあげることが重要だそう。

上田社長は
「シューズの選び方や履き方により外反母趾や扁平足、浮指などを引き起こし、正しい歩き方が出来なくなっている子が多くなっています。さらには子どもの時期から膝や腰に不調を抱えるケースも増えていて、成長期を過ぎた頃に痛みや怪我となって表面化しています。だからこそ、小さい頃から、正しいシューズの選び方・履き方を学ぶことが大切です。子どもの足を守るためにも足にあったシューズを選ぶことをお勧めします。」
とお話しくださいました。

裸足が足育には重要!
では、これから子どもたちの足の発育をうながすにはどうしたらよいのでしょうか?

そこでオススメしたいのが「裸足で過ごすこと」。

裸足で過ごすと【足裏感覚】が刺激され、バランスセンサーを活性化することができる!とのこと。バランスセンサーの活性化は、バランス感覚と運動能力を高めることに繋がります。

また大脳を刺激して、五感の発達にも影響すると言われていて、「裸足」で遊ぶこと、「裸足」で過ごすことは積極的に行っても良いそうです。これは家の中や屋内はもちろんですが、怪我の心配がない場所であれば、外(芝生の上や砂場など)でも、たまには汚れを気にせず裸足で遊んでみるのもお勧めです。

また裸足時間を増やすには普段から裸足に慣れておくことも重要。
汚れることを気にして裸足を避けるようにしていては、いざ外で裸足で過ごそうにも子ども本人が嫌がって裸足に慣れない場合もあります。

日常から裸足で過ごす時間を確保できるように意識してみてくださいね。

裸足が心地よい空間づくりを想像して、住まい環境にも意識を向けてみませんか?

湿度の高い富山ですから、床がべたべたしている…なんて最悪ですよね(笑)。
体に良い住環境…、例えば空気環境、自然環境などを考えたときオススメしたいのが、「通気断熱WB工法」という家の作り方です。

伝統に支えられたWB工法の家のコンセプトは「深呼吸したくなる家」。
木造による丈夫な骨組みにより、地震に強く、湿気を通す優れた能力で、湿度に負けない耐久性の高い家を実現しました。

家族の健康を考えた家づくりで、裸足が心地よい空間づくりを感がてみませんか?