離乳食の正しい進め方!BLW・補完食という新しい考え方をご存じですか?
みなさんこんにちは!
子育ての中で必ず差し掛かる「離乳食」の壁。
親世代がいうことと、ネットで調べた情報、ママ友から聞いたこと…どれが正しいのかわからない!という方も多いのでは?
そんな離乳食期のお子さんをお持ちのママのために、”離乳食の進め方”について詳しく聞いてきました。
教えていただいたのは、「離乳食のおはなし会」「カラフル離乳食教室」など、たくさんのママ達との交流を大切にされている『食育サロンcolorful』の峯尾さんです。
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今回ご紹介するのは、必ずしも「これが正解!」というわけではありません。自分の子どもに、そしてママ自身の考え方に合った方法で離乳食期を楽しみましょうね♡
<目次>——————————————-
離乳食をはじめる適切なタイミングは?
アレルギーが心配!どうしたらいいの?
「BLW離乳食」「補完食」という考え方
少しでもママの負担を減らすために…
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離乳食をはじめる適切なタイミングは?
「離乳食っていつから?」と聞くと、ほとんどのママは「生後5~6カ月から」と答えるでしょう。しかし、最も大事なことは“子どもの様子”です。
よだれは出ているか
食べたい素振りを見せるか
自ら食事に手を伸ばそうとするか
きちんと腰が据わり、背中が真っすぐになっているか
スプーンを与えた時押し返す反射がなくなっているか
などが、離乳食スタートの見極めポイントとなるそうです。
よく、腰が据わる前に、バンボやバウンサー等に座らせて離乳食をあげるママもいるのですが、足の裏がきちんと床に着いていない状態だと、飲み込む時に力が入らない為、嚥下機能(ごっくん)がうまくできないことに繋がるそうなので、ママの膝の上や豆椅子など、足の裏を安定させてあげるようにしましょう♡
アレルギーが心配!どうしたらいいの?
離乳食スタートとともに心配になるのが「アレルギー」について。
ひと昔前は、たんぱく質をなるべく遅く与えるように…といわれていましたが、研究が進んだ現在では、離乳食スタートと同時にたんぱく質をあげても良いという結論に至ったそう!
卵を与える際は、固ゆでした黄身を耳かき1杯程度から。
ちなみに、茹でた後そのまま放置しておくと、白身の成分が黄身にどんどん移ってしまうそうなので、茹でた後はすぐに黄身を取り分けましょう♪
そんなに神経質になることはありませんが、万が一に備え、はじめて与える食材は、かかりつけ医が開院している平日の午前中にあげるのがオススメです。お子さんの様子をよーく観察してあげましょうね♡
「BLW離乳食」「補完食」という考え方
離乳食本などには「一番最初は10倍粥からはじめましょう」と書いてありますよね?
しかし、峯尾さん曰く、それは必ずしも正解とは限らないんだそうです。10倍粥はほぼ水分のため、栄養をとるということではあまり意味がありません。
そういった今までの離乳食の概念を覆す
【BLW離乳食】と【補完食】という考え方があります。
まずBLW離乳食とは、Baby-Led Weaningの略称で、赤ちゃんの「食べたい!」を尊重し、赤ちゃん主導で進める離乳食の進め方です。
BLWの発想では、赤ちゃんにとっての食事は「食材と戯れる時間(さわる、においを嗅ぐ、舐める、食感を楽しむ)」と捉えています。なので、10倍粥からはじめる必要はなく、茹でた野菜スティックを手づかみさせながら、5倍粥をあげたりしても良いわけです。このように、BLWでは、手づかみ食べの大切さを提唱しています。
あくまでも「自分で食べる練習期間」として捉えているため、手先の器用さ・距離感をつかむ練習・脳への発達など、栄養素よりも子どもの発育に着目した進め方といえるでしょう。
補完食とは、WHO(世界保健機関)が提唱している、母乳だけでは足りなくなる栄養を補うための食事のことを指します。最近では「離乳食(乳離れのための食事)」ではなく、この「補完食」という言葉をよく耳にするようになりました。
離乳食は主に月齢を目安に1回食、2回食……と食事の回数を増やしますが、補完食では1日2回の食事からスタートするよう勧められています。食べる子によっては何回あげてもOK!ですが、ダラダラ食べにならない様に食事の時間にはメリハリをつけましょう♪
何よりも大切なことは子どもの様子をしっかり観察してあげること。
便を見て、しっかり消化されているか
下痢または便秘になっていないか
お腹が痛そうな様子はないか
など、少しでも様子がおかしければ、無理をせず、少しずつステップアップしていきましょう。
少しでもママの負担を減らすために…
最近ではフリージング(冷凍)離乳食を利用するママも多いかもしれませんが、峯尾さんのおすすめは『親子の取り分け離乳食』です!
大人の食事を作る過程で取り分けたほうが、栄養価も高く、何よりも作る手間が省けて楽ちんですよね♡
やり方はとっても簡単。下茹でした段階で取り分けてあげるだけ!
NG食材を入れる前に取り分けることがポイントです。もし味付けした後でも、水や出汁、食材でのばして薄味にしてあげればいいので、とーってもラクです♪
ワンパターンだった離乳食づくりも、いろんなアレンジが楽しめますよ!
いかがでしたか?
とある研究によると、美味しさに繋がる食事の“満足度”を占めるものは、部屋のしつらえ、飾り、照明など『食空間』が約70%と最も高いと言われています。
赤ちゃんも、ママも、パパも…家族みんながステキな食空間で食を楽しむことで、満足度が上がるのです。
食空間、もっといえば、住空間が心地良いと、家族が笑顔で過ごせますよね。
そんなお家づくりとしておすすめなのが「通気断熱WB工法」という家の作り方です。
伝統に支えられたWB工法の家のコンセプトは「深呼吸したくなる家」。
木造による丈夫な骨組みにより、地震に強く、湿気を通す優れた能力で、湿度に負けない耐久性の高い家を実現しました。
”家の呼吸“”壁面の呼吸“
この2つを実現することによって、「人」「家」「地球」が健康でいられる家が完成するそうです。
ぜひWB工法の家で住空間を整え、家族の食空間をコーディネートしてみませんか?